結論を先にお伝えします。
口臭対策におすすめな飲み物は、水です。
この記事の内容
- 口臭対策におすすめの飲み物
- 飲んだらNG!口臭がひどくなる飲み物
- 口臭対策で一番大事なのは、水分補給
この記事では、口臭に関する書籍で得た知識と、実際の経験を元に「口臭対策におすすめの飲み物」「飲んではいけない飲み物」をご紹介していきます。
間違った飲み物を選んでしまうと、口臭はよりひどくなる可能性も…
あなたも口臭でいやな思いをしたくないなら、ぜひ最後まで読んで、正しい飲み物を選んでください。
コンビニで今すぐ買える口臭対策におすすめの飲み物はたったの1つ
コンビニで買えるおすすめの飲み物は、実はたったの1つしかありません。
口臭対策におすすめの飲みもの
- お水
そうなんです…しかし、様々なことを知らべていくと、結論はお水しかあり得ませんでした。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
お水だけが口臭対策になる理由。ポイントは3つ
お水だけが口臭対策となる理由は、以下の3つです。
- 糖分が入っていないので、細菌が増えにくい
- 水分補給になる
- 安いので、ガブ飲みやうがいにも使える
口臭対策にお水がおすすめの理由は上記のとおりです。
口臭対策で大切なことは、とにかく細菌を増やさないこと。
そのためには、①エサを与えないこと、②口の乾燥を防ぐこと
この2つの対策が必須です。
①エサを与えないこと
コンビニで売られている飲み物のほとんどは糖分が入っています。
糖分は、口臭の原因となる菌にとって最高のエサです。
糖分の多い食べ物は口腔に自然に存在する細菌によって、悪臭を発生します。
特にジュースや炭酸飲料など、砂糖がたっぷり入った飲み物は、飲んだ瞬間はとてもおいしく幸せな気分になれますが…徐々に口の中がネバネバし始めてきます。
そのネバネバを解消しようと、またジュースを飲むと…さらにネバつきがひどくなります。
そのため、口臭を抑えるなら、糖分=エサを与えないことが大切です。
②口の乾燥を防ぐこと
口臭を防ぐためには、口の乾燥を防ぐことが大事です。
口臭予防の第一歩は、口の中をいつも潤いのある状態に保つことなのよ!
口の中の水分が少なくなると、細菌が繁殖しやすくなります。
細菌が増えれば、もちろん口臭の原因となり、結果としてお口が臭くなるわけです。
なので一時的な対策だけで考えれば、どんな飲み物を飲んでも、その瞬間は口臭対策にはなる…ということです。
飲んだらNG!口臭をもっとひどくする飲み物
口臭対策にはお水が効果的なことがわかったところで、次は口臭をもっとひどくなってしまう可能性がある飲み物について見ていきます。
※ここで紹介する飲み物は絶対に飲んだらダメ!というわけではありません。
①ジュース=糖分多すぎ!
口臭がひどくなる可能性がある飲み物1つ目は、ジュースです。
理由はもちろん、含まれている糖分にあります。
例えば、みんな大好きコカ・コーラを例に出してみましょう。
コカ・コーラ500mlにはいったい何個分の角砂糖が含まれているのかというと…コカ・コーラ500mlあたりに含まれる砂糖の量は56.5gなので、角砂糖14個分に値します!
かなりの糖分が入っていることがわかります。
糖分は口臭だけでなく、虫歯の原因にもなります。
まったく飲んではいけないわけではありませんが、ほとほどにしましょう。
②お茶=カフェインで唾液が減る!
口臭がひどくなる可能性がある飲み物2つ目は、お茶です。
お茶というと、カテキンの効果で口内が殺菌され、口臭が減りそうな気もしますが…実際は注意が必要です。
なぜなら、お茶には思った以上にカフェインが含まれているからです。
- 煎茶 → カフェイン量:100ml中に20㎎
- コーヒー → カフェイン量:100ml中に60㎎
カフェインを取ると、以下の2つが起きます。
- 覚醒作用 → 一時的に神経が緊張状態になり、唾液の量が減る
- 利尿作用 → おしっこに行きたくなる。体内の水分が減る。
どちらも口臭の原因になりやすいので注意が必要です。
自分もお茶=口臭に効くと思っていた時期がありました。
カテキンの殺菌力を信頼していた部分と、値段が安いので多く飲みやすい点がよくなかったですね…
確かに飲んだ瞬間はさっぱりして気持ちいい気がするんですけど、30分もするとお口がねばねば…
またお茶を飲んで、少し経つと気になる → お茶…の無限ループ
最終的におしっこに行きたくなるだけ…というオチでした。
もちろん、一時的には口臭は抑えることができるので、緊急の回避策としてのお茶は有用だと感じています。
ただ、飲みすぎるのは口臭の原因になりかねない、という話でした。
③牛乳・飲むヨーグルト=タンパク質は悪臭のもと
口臭がひどくなる可能性がある飲み物3つ目は、牛乳や飲むヨーグルトです。
乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームなど)は口臭を引き起こす原因となります。 バクテリアが乳製品に含まれるタンパク質(硫黄分に富んでいる)を分解し、ニオイ成分を作り出すのです。
乳製品はタンパク質が豊富なため、口臭の原因となりやすく注意が必要です。
牛乳やバター・チーズを食べたあと、なんだか口が乳臭い…という経験をしたことがある人もいるかと思います。
という自分も乳製品とは、非常に相性が悪いです。
高校生の頃、朝食で食パンをこんがり焼いて、バターをたっぷり塗って食べるのが大好きだったのですが…
そのバター臭さを友人に「牛乳を拭いた雑巾のような臭い」と指摘され、本当に凹んだ記憶があります…。
とはいえ、牛乳は実は、にんにく臭には効果的だったりします。
牛乳などの乳製品の主成分はたんぱく質ですが、たんぱく質はアリインと結合しやすい性質を持つため、臭いを発する原因を阻止できます。
また、乳製品に含まれる脂肪分によってアリルメルカプタンなどのにおい成分を溶かし、洗い流す効果も期待できます。
牛乳が効果的?にんにく臭の消し方! | Hisamatsu Plus(久松プラス) – 博多久松の食へのこだわりを発信するブログメディア
適材適所でしっかり使っていけるといいですね。
④コーヒー=全部入り!
口臭がひどくなる可能性が高い飲み物4つ目は、コーヒーです。
口臭の原因は、コーヒーに含まれているコーヒー豆の細かな微粒子です。舌の表面に付着しやすく、放置をしておくと、臭いの原因になります。
社会人のお供、コーヒーは実は口臭対策の天敵。
なぜなら、上にあげた3つが入っている悪魔のような飲み物だからです。
- 牛乳・ミルク
- カフェイン
- 糖分
コーヒーを飲むと、口臭になりやすいなぁ…とは思っていましたが、分解してみてみると口臭の原因・要素が満載ですね。
口臭対策で1番大事なのは、水分を補給すること
口臭対策で1番大事なのは、とにかく水分を補給することです。
理由は、口の中の乾燥が、口臭の原因菌を増やすからですね。
乾燥する原因は様々ですが、唾液や水で口内を潤い、水分を循環させ続けることが肝となります。
これはイメージとしては、流れ続ける川のようなものです。
さらさらと水が流れ続ける川が腐る、悪臭を発することはありません。
逆に、唾液や水分の失われた口は、流れが止まりよどんでしまった川・水たまりと同じです。
まずは水を補給して、流れを生み出すことから始めましょう。
コンビニでも今すぐ買える口臭対策におすすめの飲み物まとめ
- おすすめは水
- カフェイン・タンパク質・糖分は口臭の原因になる
- 口臭対策の鍵は、まず水を飲むことから
目には見えず、自分で気づきづらく、相手も指摘しにくいのが口臭の厄介なところです。
あなたが口臭を気にし悩んでいる間にも、あなたのパートナーも指摘するべきかどうか悩んでいるかもしれません。
相手のいる人ほど、悩み苦しみがちなのが、口臭です。
まずはお水をこまめに飲んで、できる口臭ケアから始めていきましょう。